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記憶がどれだけあてになるだろうか?
心の中に留めた思い出も、少しずつ薄らいでいく。
どんなに覚えていたくても、
ほら
もうどこかが欠けている。
砂山がサラサラと削れていくみたいに、僕達の思い出も消えていくんだよ。
けれど、こうして写真に残しておけば、僕達が忘れてしまっても大丈夫。
僕達が居なくなったあとも、この思い出は存在し続けるかもしれないんだよ?
昨日の僕達と今日の僕達が違っている事だってちゃんとわかるんだ。
だから、一番大切なんだ。
話したり遊んだり。
それもそれだけじゃダメ。
そんなの、嘘かもしれないじゃないか。
これも幻かもしれないなんて思うかもしれないけれど、
僕は僕自身が存在しているかどうかも自信がもてない。
だから僕にはとてもとても大切な事なんだ。
記憶だけなんて……僕には無理だよ。
君だっていつか全部を忘れてしまうよ。
だから、写真に残そう。
ほら
僕達の記憶の代わりにいつまでも続く鮮やかな思い出になるから。
050421OPEN Master:麟
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